<日本人に最も多い[大腸がん]>
大腸がんの診断数は年約15万例とがんの中で最多です。死亡数は年約5万人と肺がんに次ぐ2位で、女性では最も多くなっています。
大腸がんは早期に発見できれば完治も見込めるがんですが、厄介なのは、早期がんの多くは無症状で、血便などの症状が出て受診した時には、すでにかなり進行してしまっているケースが少なくないからです。
<日本人に最も多い[大腸がん]>
大腸がんの診断数は年約15万例とがんの中で最多です。死亡数は年約5万人と肺がんに次ぐ2位で、女性では最も多くなっています。
大腸がんは早期に発見できれば完治も見込めるがんですが、厄介なのは、早期がんの多くは無症状で、血便などの症状が出て受診した時には、すでにかなり進行してしまっているケースが少なくないからです。
緑内障は目の奥にある視神経が傷むことで、視野が欠けて見えない部分ができていく病気です。症状は数十年かけてゆっくりと進行することが多く、特に初期では症状を自覚しづらいのが特徴です。40歳以上の20人に1人が緑内障と言われており、日本人の中途失明原因の第一位です。
夏の暑さも終わり、少しずつ秋を感じる季節となりましたが、皮膚科診療の現場では「虫刺されのかゆみが一向に治らない」「市販薬を使っても症状が良くならない」といった︿虫刺されの悩み〉で受診される患者さんが少なくないです。
一般的に多くの虫刺されは軽症で、かゆみや赤みなどの症状は数日から1、2週間ほどで自然に治癒しますが、中には虫刺され跡のしこりが長期間残り、激しいかゆみが続くケースもあります。
機能性ディスペプシア(FD)とは、内視鏡検査などで特別な所見(潰瘍やがんなど形で分かる異常=器質的疾患)が認められないのに、胃やみぞおちなど上腹部の不快な症状が持続して、または繰り返し出現する消化管機能障害のことです。健康診断受診者の分析では、日本人の11~17%がかかっているとのデータもあり、新たな国民病になり得る病気として近年注目を集めています。
脂漏性角化症は、別名「老人性イボ」と呼ばれ、皮膚の老化現象によってできる良性腫瘍です。主に40代以降に発症し、70代になるとほとんどの方に現れます。はじめは頬やこめかみに数ミリ程度のシミとして出現し、徐々に黒く盛り上がっていきます。
白内障は、眼の機能の中でカメラのレンズのような役割をしている「水晶体」が濁ってしまい、見えにくくなる病気です。かすむ、まぶしい、光に輪がかかったりにじんだりする、ものが二重や三重に見えるなどの症状が表れます。白内障の原因の多くは加齢です。